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【3】 つきのよるのせかい よるになればほしはそらにのぼるし つきはぼくらをてらす おとうさんはつきのないよるに そらからたいようがおちてきてひかりのなかにきえてしまったっておかあさんはいう てをつないでおとうさんをさがした おとうさんがきえるまえのじかんとばしょをさがした いままではここじゃないどこかへいくためにてをつないだけれど はじめてなにかをさがすためにてをつないだ おとうさんはそらからおちてきたたいようのせいでしんだのじゃなくて つきのひかりのとどかないところにいたにんげんにころされた つきのようにまっしろなかおをしたあおいめのにんげん よるにこわいのはおばけじゃなくて いきているにんげんなんだってしった |
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